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ライフサイエンス 論文作成のための英文法

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ライフサイエンス論文作成のための英文法
編者:河本 健、監修:ライフサイエンス辞書プロジェクト
羊土社、定価 3800円+税、2007/12発行、B6判、294ページ


論文を書くためには、そこで使われる単語の文法すなわち語法をマスターすることが重要である。ライフサイエンス英語表現使い分け辞典はそのような英単語の使い方を調べるために作ったものだ。しかし、この辞書を有効に利用できるかどうかは、英文法の知識がどの程度あるかに大きく依存する。基礎的な英文法は高校英語で習得したはずであるが、それを論文英語にどのように適用するかはなかなか難しい問題である。筆者もライフサイエンス英語表現使い分け辞典をまとめるにあったては、様々な文法書を参照してたくさんのことを調べあげた。たとえば、英語の文型ひとつをとってみても、5文型だけをイメージしているとなかなか分かりにくい。一般の英語では、一番多いのはS+V+Oの文型である。論文でもこの文型は一定量存在するが、その文型の受動態の用例の方が圧倒的に多い。ところが、受動態の文型がS+Vに分類されるのかS+V+Oに分類されるのかは、普通の文法書には書かれていない。次に多いのはS+Vの自動詞の文型である。論文では単純なものが好まれるようで、S+V+O+CやS+V+O+Oといった複雑な文型が用いられることは非常に少ない。

上でも述べたようにS+V+Oの文型の受動態やS+Vの文型は、文の骨格が主語と動詞だけで非常にシンプルである。しかし、大概はそこで文が完結するのではなく、あとに前置詞などで始まる副詞句が続くことが多い。一般に、論文では一つひとつの文が非常に長い。骨格が短いのに文は長いということは、それだけ句や節などの修飾語句の割合が高いということだ。論文にはこのような特殊性があるため、中途半端な文法知識では文の構成を説明することができない。

そこでライフサイエンス論文作成のための英文法では、実際に論文で使われる動詞の文型の説明に加えて、副詞句や形容詞句などの修飾語句を実例をなるべくたくさん示すことに心がけた。ただし、文法は絶対的なルールではない。論文を書くときにはその文が正しければいいのであって、文法的な解釈はどうでもいいのだ。本書に書かれている内容はひとつの文法解釈に過ぎず、それだけが正解とは限らない。統一的に説明さえできれば十分である。一般に、文法書にしろ論文の書き方の本にしろ、都合のよい文を使ってもっともらしい典型例を示すだけで、いざ、論文を書こうとすると役に立たないものが多い。筆者は、ライフサイエンス英語3部作をまとめるにあたって、実際に役に立つものにすることに徹底的にこだわったつもりである。論文で高頻度に使われる表現をできるだけたくさん収録した。確かに本書では、データの羅列が多く文法的説明が不十分なところもあるかもしれない。もし疑問点があれば、オックスフォード実例現代英語用法辞典などの定評ある成書と併読して自分なりの文法解釈を身につけていただきたい。

2007年12月15日 第1刷発行 2,300部
2008年2月5日 第2刷発行
2008年3月5日 第3刷発行
2008年10月20日 第4刷発行
2009年5月25日 第5刷発行



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