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ライフサイエンス組み合わせ英単語―類語・関連語が一目でわかる

組み合わせ英単語
ライフサイエンス組み合わせ英単語―類語・関連語が一目でわかる
編者:河本 健・大武 博、監修:ライフサイエンス辞書プロジェクト
定価 4200円+税、2011/04発行、B5判、359ページ


新しい本を出版しました。今回は形容詞と名詞の組み合わせの単語学習書です。論文でよく使われる形容詞+名詞をたくさん収録してあるので、ここから論文で使う用語を選ぶこともできます。

2011年4月20日 第1刷発行


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The Immortal Life of Henrietta Lacks

The Immortal Life of Henrietta Lacks
The Immortal Life of Henrietta Lacks
著者:Rebecca Skloot
2,143円、2010/2/2発行、ハードカバー: 384ページ


細胞培養を行うすべての人に読んで欲しい本である。HeLa細胞は、世界ではじめて樹立されたヒト細胞株だが、その細胞を提供したのがHenrietta Lacksである。子宮頸癌を患ったHenriettaは、ジョンズホプキンス病院に受診し、そこで組織診断のために腫瘍が採取された。それが、当時ヒト細胞株の樹立に挑戦していたGeorge Geyの手に渡され、Geyのラボで世界ではじめてヒト細胞株(HeLa細胞)が樹立されたのだ。Geyは求めに応じて無料で細胞を分与したので、またたく間にHeLa細胞は世界中のラボに広まった。HeLa細胞は当時大流行していたポリオのワクチンの製造に使われたり、ヒトの染色体が46本であることを発見するきっかけになったり、細胞培養法の研究にさえ使われて、様々な面で医学の進歩に貢献している。本書のパート1には、Henrietta Lacksの生い立ちとHeLa細胞の歴史が詳しく書かれている。
一方で、多くのネガティブな問題も引き起こされた。この当時は、患者のプライバシーを守るしくみが整備されておらず、Henriettaの名前が世界中に知れ渡り、さらに十分な説明もないまま家族の血液も採取され、遺伝子マッピングに使われた。また、貧しい黒人家族には生物学の知識が全くなく、HeLa細胞のクローニングやマウス細胞との融合などの報道がなされるたびに、クローン人間やしっぽの生えたネズミ人間が現れたのかとおびえる人たちである。パート2には、HeLa細胞を巡る諸問題や患者の人権と医学研究の方法に関する問題が、人種差別のことも絡めて幅広く取り上げられている。
パート3は著者とHenriettaの娘のDeborahとの謎解きの旅行の様子である。Deborahには、亡くなった母や姉のElsieの記憶が全くなく、いろいろなことを調べてくれるように著者に頼む。
英語の難易度についてだが、少しでもHeLa細胞に関する知識を持っている人に取っては非常に分かりやすいであろう。話の展開がだいたい予測できて読むのも楽である。ただし、街や家族の生活の様子を描いた場面では、とたんに英語が分からなくなる。当時の黒人社会に関する知識がなくては、状況をうまく思い浮かべることができない。
本書のことは、NaturePodcastで知った。17 June 2010のNaturePodcastで著者のRebecca Sklootに対するインタビューが収録されている。また、その直前のPodcast Extra - Rebecca Sklootでは、20分にわたるインタビュー全体と著者による数分間の朗読が公開されている。本書の内容を踏まえながら、そちらも聞いてみるとよく理解できるのでお勧めだ。
ライフサイエンス辞書プロジェクトオンデマンド英語教材に、このようなもの(「Proceedボタン」を押してください)を作ってみたのでお試しください。

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